Takamori.com選手は2009年スーパー耐久シリーズ、シビック ワンメイク(東日本シリーズ)に参戦します。応援宜しくお願いします。

カローラアクシオGTクラス 第1戦 7月12日 予選 / 決勝


■開催概要およびレース結果
開催日 2009年7月12日(日)予選/決勝 
開催地 静岡県駿東郡小山町「富士スピードウェイ」(一周4.563km)
レース距離 12周
ドライバー Takamori.com 
車両名 COROLLA Axio apr GT
レース結果 予選2位 / 決勝2位 (ドライ) 
参加台数 2台(決勝レース出走 2台、 完走2台)

7月12日(日) 公式予選

いよいよ、カローラアクシオGTのワンメイクレースが行われます。 予選は、11時〜11時20分の20分間です。アクシオの単独走行ではなく、NA1600(ユーノスロードスター,AE86,AE111等のキャブ仕様車)MR2、シルビア、N1600(EG6)との混走になります。

クラスによっては、最高速が30Km/h以上も違うので、予選では、他クラスのスリップを上手く使ってまとめたいところです。しかし、前日からマシンをいくつか修正したので、不具合点が改善されているのかをチェックします。

予選は、先頭で飛び出しました。後にAE111を1台挟んでカローラアクシオ25号車が続いて来ています。25号車は、ボクのスリップを狙っているのか?必要に追ってきます。でも、マシンチェックをすばやく終わらせたいので、自分のペースでアウトラップから全開です。


プリウスコーナ(旧ネッツコーナ)までにマシンのチェックは終了したので、すぐにアタックに入ります。タイムは2分8秒くらいとまだまだ、タイヤが食わないので、ゆっくりでの走行です。タイヤも温まってきたので、後との間隔を測って、25号車、松井選手のスリップを使わせてもらいますか?

わざと1コーナーで失敗したふりをして、松井選手の後ろに着きます。マシンの様子をよーく観察します。どうやら松井選手はNEWタイヤを選択したらしいです。ボクは予選中、早くタイヤを暖めたかったので、USEDタイヤを選択しました。



松井選手のマシンを眺めると、おそらくボクのマシンよりフロントタイヤのキャンバーがついている感じです。松井選手とボクの走りは、結構違うので、松井選手のほうが、コーナー中のアベレージ速度を稼ぐセッティングになっているようです。

ボクとはマシンの開発の方向性が大きく違うようですが、ボクはストレートスピードを稼ぎたいので、キャンバーはあんま付けたくないんですよね。。。曲がらないマシンは、ブレーキとアクセルで曲げちゃえるので。。。ボクのマシンにはブレーキバランサーが着いているので、ブレーキで自由自在にマシンをコントロールできます。

とりあえず、このまま、1周着いて行って、そのままスリップを使わしてくれるようだったら、次の周、遠慮なく、タイムだしますかぁ!! 松井選手、性格、かなり良いんですね。。。 素直にストレートでスリップ使わせてくれました。ありがとう!!ボク、遠慮なくストレートでスリップ使って、1コーナーで抜いちゃうね。。。後は、自分のベスト尽くして、この車で始めての2分4秒台を目指します!!

はい。出ました。2分4秒6。自己ベスト更新!! あとは、松井選手にスリップ使わせないようにして、逃げ切るだけでしょ。。。でも、次のメインストレート通過するときに見えたボードが、、、『P2 −0.2』 だって。。。マジ? うそ! そんなタイム、ボクでないけど。。。

さて、どうしよう?もう一回アタックしよう!!でも、何回トライしても、松井選手のタイムは抜けません。。。フロントのキャンバーが足りないせいか、今の乗り方だと、フロントの内圧が上がりすぎてる感じ。。。 マシンのセットアップがまだ完璧でないので、このまま走るとタイヤ逝っちゃうね。。。 ポールは諦めよう!

このタイヤ、決勝でも使いたいので、ポールポジションはあきらめて、早めに予選を切り上げてます。金曜日にエンジニアと話していた想定タイムが2分4秒6だったので、とりあえずOKでしょ。予定タイムまでは出しました。それ以上は・・・・ボクの運転のイメージできていないから、今は無理かもね。。。決勝までには、考えておきます!(笑)


7月12日(日) 決勝レース

朝11時におこなわれた予選から、いったいどのくらい時間が経ったのか?決勝レースのスタートは夕方の5時頃です。


予選から、マシンのセッティングを変更しました。良い方向に向かえば良いのですが、、、乗ってみなければワカラナイので、サイティングラップでマシンの挙動を確認します。コースを1周するうちに判断しなきゃ。。。Aコーナーとプリウスコーナー手前の右コーナでリアの巻き込みをチェックするも特に問題なし。これで、レースはイケルね。。。

でも、ダミーグリッドに着くまでセーフティーカーが先導してるんだけど、なんか助手席から体を乗り出し、ずーっとムービ取ってるんだけど、、、、あれ?なんだろう? 結構危なくない? などと余計な事を考えながらダミーグリッドに向かいます。

ダミーグリッドでは、チームの皆が応援に来てくれていました。スーパーGTの監督、ドライバーまでもが応援に来てくれるのは、とても嬉しいのですが、ボク、小心者なので、とっても緊張しちゃいます。でも、記念撮影の時は、Vサインしますから。。。でも、これ、縁起が悪いかも? やっぱ、サムアップの方が良かったかな・・・・とか考えているうちにスタート5分前のボードが提示されます。



スタート1分前になり、エンジン始動するとき、スタンドからの応援が目に入ります!まだ、レース前なので、手をふって、応援に応えます。グリーンフラッグが振られて、マシンを動かしますが・・・・・ あの、ボクのグリッド前の車からガソリンらしく液体がじゃばじゃば流れてるんですが、、、前の車大丈夫ですか?



怖いので、前の車からちょこっと離し気味にした方が良いよ。。。松井選手、タイヤの熱入れでウェービングに夢中で気付いていないみたい。。。あんま近づくと、危ないし。。。いちおレギュレーションで5車身までは離れて良い事になってるので、ボクはギリギリまで離しますね。。。

つーか、ボクの後の車達、10車身以上ボクの車より離してるのは、安全対策なのか?ルールを知らないのか?どっちだろう???とズーット気になって、サイティングラップを続けます。

さて、案の定、グリッド手前になって、ボクの前のマシンは、オフィシャルによって、グリッドから強制的に排除されました。当然ですよね。。。で、気分を入れ替えて、スタートに集中しようとするも。レッドシグナル点灯!したので、サイドブレーキ引こうとするも、あれ? オレ引いたレバー、サイドブレーキじゃなくて、プロポーションバルブじゃん。そうだ、このマシン、サイドブレーキついてないんだった。。。



レッドシグナル消灯で、クラッチミート、上手くエンジン回転数合わせて、ジャストなスタートです。アっという間に25番松井選手を抜いて、グリッド3列前のユーノスロードスターに追いつきます。でも、後のMR2達もパワーに物言わせて追いついて来ました。ヤバイ!スリックの1周目の1コーナーはグリップしないんだよね。。。たぶんSタイヤのMR2の方がグリップあると思います。頼むから、誰か、思い切った博打は打たないでね。今は避ける余裕があんま無いよ。。。


まだ、レース始ったばかりだから・・・・ 安全に行こうね。前のMR2に合わせて、ゆっくりブレ−キング。内側の松井選手は、結構するどく、突っ込んできます。勇気あるな?と感心しながら、MR2たちの挙動が怪しい。。。かなり皆、1コーナー狙ってる。。。気がする。。。。ボク、セーフティに入ります。イヤな予感がするので、少しイン側に逃げておこう。。。



内側に松井選手がいるので、1車身だけ残しておいて、とりあえずイン側をキープ。外側のMR2たちの様子をミラーでチェックします。。。なんか、前のほうでも挙動がアヤシイ車が居ます。。。なんで、みんなスタートで行き過ぎてるの?絶対、スリックタイヤなら飛んでるよ。。。Sタイヤなので、テールスライドしてもマイルドで良かったね。。。

前の車達がブツカっても、とばっちりを食わないように、イン側をキープします。クリップ過ぎたので、安全なポジション探してAコーナーに向かいます。



しかし、MR2達が結構、アブナイ。リアタイヤが滑りまくり。。。マシンをコントロールしているのか?偶然なのか?判断がつかない挙動を示すので、避けざる終えない。一緒にコーナー進入しても、ラインを残してくれないのか? 残せないのか? 危うい状況。。。 手を上げてあやまる余裕があるのなら、キチンと運転してね。。。ボク、接触したくないので、おとなしく引きます。



何回もMR2達を避けていたので、ディスプレイのラップタイム観ると。。。致命的なタイム2分10秒とか表示されているんですけど。。。ヤバイです。松井選手に置いてかれる。。。

この周回のラップタイム、2周目のラップタイムよりも1周で6秒も遅いんですけど。。。これじゃ、松井選手に大きく離されます。テクニックを駆使してなんとか、松井選手の背後まで迫りますが、またも、MR2軍団につかまります。



クラス違いなんだから、余計なブロックとかしなくて良いと思うんだけど、なんで?ボクにブツケようとするの???理解に苦しむドライバーが多すぎ!! ボク、ホントにイラっとしちゃいました。。。クラス違いなんだから、ほって置いてよ!!と言いたい。スゴク言いたい。。。戦う相手、間違ってるでしょ???



100Rでマシンをブツケてこようとするヤツがいて、ボク、マジ切れ寸前。。。初めて、100Rの内側の芝上ズーット走ったよ。内側にマシンが居る時は、1車身、最悪でも半車身開けてよ。。。ボクのマシン外側のタイヤが半分だけ、コース内側の縁石に掛かってるだけで、マシンは芝の上なんだけど。。。 『 何考えてんの??? 』って感じ。

ちょっと切れ気味になったので、もう大人しく引いてアゲナイ。。。ギリギリで行くので、パニクラないでね!ちょっとのミスなら避けてあげるから・・・


なんとか6周目までにMR2たちを処理して、アクシオ25号車を追いかけます。

松井選手を、1周あたり、.3〜.4づつ追い詰めて行きますが、12周目までに届くかな? 今はボクの方が速いから、とにかく早く追いついて、できるだけ、プレッシャーかけて、ミスを誘わなきゃ。。。。1コーナー&Bコーナーの突っ込みでタイムを削って、追いかけます。予選とそれほど変わらないタイムで追い上げましたが、結局チェッカーまでには、捕まえきれませんでした。。。3秒差でチェッカー。カローラのデビューレース、ボク、完敗です。。。



レース終了後に松井選手におめでとう!を言いに行きました。また、次のでレースで、松井選手とバトルできるのを楽しみにしています。

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