Takamori.com選手は2009年スーパー耐久シリーズ、シビック ワンメイク(東日本シリーズ)に参戦します。応援宜しくお願いします。

2009年 スーパー耐久シリーズ 第2戦 5月10日 予選&決勝


■開催概要およびレース結果
開催日 2009年5月10日(日)予選&決勝 
開催地 宮城県柴田郡村田町「SUGOスポーツランド」(一周3.704km)
レース距離 400Km(周)
ドライバー Aドライバー Takamori.com / Bドライバー ガミさん
車両名 asset.テクノファーストZ
レース結果 ST3クラス 予選6位 / 決勝2位 (ドライ) 
参加台数 27台(決勝レース出走 26台、 完走22台)
観客動員 7000名



2009年 スーパー耐久シリーズ 第2戦 決勝レース

スーパー耐久第2戦SUGOも開幕戦に引き続き、レース距離は400kmの長丁場です。周回数にすると108周、先は長いレースなのであわてずクレバーにレースを進めたいものです。今回のレースの目標は、『開幕戦からの悪い流れを断ち切ること。』、レースラップや運転の仕方なんて細かいものにはコダワラズ、第3戦鈴鹿での表彰台獲得に向けて、ノーミスで淡々とレースを進め、強制的に悪い流れを断ち切るのみ!!


今回、スタートドライバーはガミさんが担当。

ボクは2スティント目に35周ほどドライブする予定。時間にすると、1時間程度のドライブなので体力的には楽勝でしょ。とにかく、ミス無く、マシンをピットまで運び、ガミさんの3スティント目に無事にマシンを渡すことのみです。

開幕戦はストップアンドゴーの典型的なサーキットである『ツインリンクもてぎ』でしたが、第2戦目の『SUGO』は、開幕戦と対照的なハイスピードなリズミカルコースです。ST3クラスは、RX−7が有利にレースを運ぶ展開になりそうです。


スタート位置は、AドライバーとBドライバーの合算タイムで決定します。ボクが予選失敗したので、残念ながら後方からのスタートになります。SUGOはアクシデントが多いので、落ち着いて、この位置から淡々と順位を上げていくしかないですね。


今回、グリッドには、抽選で選ばれたKIDSがグリッドボードを提示してくれています。
やはり、仙台。楽天イーグルスが人気なのね。。。KIDSと一緒に記念写真を撮っちゃいます。ありがと〜ね。



レースはローリングスタートで始ります。

しかし、イキナリ波乱の波乱が。。。ST2クラス1台とST3クラス1台がフライングスタートでドライブスルーペナルティの提示が・・・・意外と、ローリングスタートって難しいんですよね。。。ギリギリを狙うと結構リスキーなんですよ。。。

ガミさんは、淡々と周回を重ねて、ST3クラス 3〜4位で40周程を消化してそろそろピットインの時間です。


いよいよ。ボクの出番ですが、ピット前でガミさんを待っていると、監督から『落ち着いて、確実に!!』と声を掛けられました。。『はーーい。ボク、緊張しない性格なので、のんびり確実に上位に車を運びますね。』



無事にタイヤ交換、ガソリン補給、ドライバーチェンジをして、いよいよTakamori.com選手がスタートです。SUGOのピットロードは曲がりくねっているので、チョッピリ苦手。ここでコースアウトすると勿体無いので、そこそこのスピードでコースインします。



無線で、『行ってくるね〜』っと言っても返事が無いので、『???』です。大体、エンジニアから、『真剣に!!』とかアドバイス来るはずなのに。。。シカトですか・・・・と思い、気にせず3コーナーに飛び込みます。

ストレートに帰ってきて、ピットサインを確認し、無線で合図するも、返事無し。。。。


あれ? 無線機壊れた???

しつこく、無線で話し掛けるも応答無し。。。

気分転換にドリンクのスイッチ押すも、何にも出てこない.。。。



もしかして、アクセサリーの電気系逝っちゃった???と思い、クールスーツのスイッチ入れるも反応せず。。。


あーーあ。1時間、孤独に頑張りますか!!と思い、ヘルメットの中で愚痴ってたら・・・・虫がヘルメットの中に入ってきた。。。あーーーあーーーーあああああ。なんか踏んだり蹴ったり、危うく、虫食べちゃうとこだったけど、なんとか。右手で取り出して。っと。あれ???



ドリンクホースが手に当たった???

もしかして、ガミさん、ボクのドリンクチューブのコネクタ差し忘れてる???

って 事は、インカムのコードも差し忘れてるの???  残念ながら、どちらのコネクタも手が届かない場所にあるので、諦めよう。。。。

あれ? クールスーツは何で動かないの??? 慌てて左手でクーラーボックスのクールースーツコネクターを探して、差し直して見ると、あっ。動いた!

涼しくなって、ラッキーっと思っていると。



2周も走らない内に、コース脇に5ZIGEN NSXが停車しているのを発見。SCでないかな???

ストレートで何回か手を伸ばして、無線機&ドリンクのコネクタを差すのにトライしてるけど、シートベルトで体を締め上げているので、全然届かない。。。ましてや、ボクの右後のピラーにコネクタがあるので、正確な位置もわからない。。。もしかしてSCでたら、そのスキにシートベルトをちょっとだけ緩めて、トライしてみるんだけど・・・・



SCランが出ました!!。何回もコネクタ差すのにトライしてたら、バックストレートを徐行中に、なんとか、無線機のコネクターが刺さった。みたい。無線機のスイッチ入れると、声が聞こえてきました。。。ラッキー!! さて、次はメインストレートでドリンクチューブのコネクタささなきゃ。。。



そんな作業をSCラン中はこなして、準備万端。さて、リスタートと同時に攻めますか!!


リスタートした瞬間、タイヤの内圧が低くて、挙動が安定しなけいけど、条件は皆一緒なので、1〜2コーナーで、まずはRX−7を抜かします。



背後には岡部のRX−7&Zが迫ってきているので、ミラーで様子を確認しながら、前のNSX(39号車)も数周掛けて、プレッシャー掛けていきます。ホントは一発で抜けたけど。。。わざと数周にわたって、背後からプレッシャーを掛けていきます。ミスってくれると今後の展開が楽になるんだけど。。。やっぱ簡単には、ミスってくれないのね・・・ 



諦めて、5周ほどバトルしたふりをして抜き去ります。これでST3クラストップまでポジションアップ。俄然やる気モードで運転してたら、無線でピットインの指示が来たので、大人しく、ピットロードのスピードに気をつけてピットイン。

残りのスティントをガミさんに任せて、僕の走行は終了です。


ピットでモニターを観てると、信じられない事が・・・・・・・・

自分達のマシンにドライブスルーペナルティが出されました。。。

頭の中が真っ白です。。。。 オレ、なんかしたっけ???

オフィシャルが来て、ピット作業違反との事でした。タイヤの置き位置がルール通りではなかったとしてのペナルティとの事。

これで、表彰台は無くなった。と思った瞬間。まだ、SCボードの提示。これで、先ほどのドライブスルーペナルティの影響がいくらか減りました。しかし、現在4位で、リスタートに期待していたのですが、ここでまた波乱の展開が・・・

なんとSCラン中にST3クラス トップのRX−7のタイヤが外れるといったアクシデントが・・・・これで、SC中に3位までポジション回復。SCが解除されてリスタートした次の周には、ガミさんがもう一台のRX−7を抜いて、2位にポジションアップ。そのままチェッカーとなりました。



最後まで、諦めずに落ち着いた走りでマシンをゴールに運び込み、【運】に頼った感じが強いけど、結果は結果。なんとか開幕戦から続いている【悪い流れ】を断ち切る事ができたと思います。ST3クラス 2位でフィニッシュです。応援ありがとうございました。




2009年 スーパー耐久シリーズ 第2戦 決勝レース結果


SUGO INTERNATIONAL RACINGCOURSE 2009.05.10/Course Length:3.704256km
■Weather:曇り ■Course:Dry  


Pos

No.

Class

C.P

Team/Type

Delay

A Driver/Time(Laps)

B Driver/Time(Laps)

C Driver/Time(Laps)
10  ST1  Y.K.M. ADVAN Z
Z33/380RS-C 
  横溝 直輝
1h01'24.891(41) 
佐藤 公哉
41'56.840(27) 
田中 哲也
1h16'34.343(40) 
35  ST1  asset.テクノファーストZ
Z33/380RS-C 
2 Laps  前嶋 秀司
1h54'31.064(63) 
佐々木 雅弘
1h05'25.567(43) 
 
11  ST2  TSRPランサーEVO]
CZ4A 
2 Laps  佐々木孝太
1h51'31.601(65) 
菊地 靖
1h08'35.994(41) 
西村 元気 
56  ST2  眠眠打破ingsランサー
CT9A 
3 Laps  服部 尚貴
1h49'53.075(63) 
松本 達哉
1h10'32.397(42) 
 
16  ST3  T-MANOILディクセル岡部自動車Z
Z33 
3 Laps  なかむら たかひろ
17'10.187(9) 
太田 侑弥
1h16'06.646(40) 
伊橋 勲
1h27'10.489(56) 
※3  ST2  ENDLESS ADVAN CS・]
CZ4A 
4 Laps  峰尾 恭輔
1h01'28.065(40) 
村田 信博
53'59.168(26) 
山田 英二
1h04'31.779(39) 
※30  ST2  サムライジーンズ 森永チルミル・RSオガワ ランサー
CT9A 
4 Laps  伊藤 俊哉
1h01'45.226(36) 
花岡 翔太
1h58'27.301(68) 
 
59  ST2  東和MOTUL・EDインプレッサ
GRB 
4 Laps  大澤 学
1h11'16.836(42) 
吉田 寿博
1h49'02.024(62) 
 
※34  ST3  asset.テクノファーストZ
Z33 
4 Laps  Takamori.com
1h01'27.572(36) 
ガミさん
1h59'00.715(68) 
 
10  360  ST1  Kosei・R・P・GT3
911GT3/JZN 
4 Laps  澤 圭太
1h22'52.596(52) 
山崎 正志
1h15'11.455(42) 
田中 篤
22'36.066(10) 
11  14  ST3  協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7
FD3S 
4 Laps  杉林 健一
1h06'37.746(42) 
小松 一臣
39'53.429(24) 
増田 芳信
1h14'16.741(38) 
12  55  ST4  BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
FD2 
5 Laps  谷川 達也
59'38.608(37) 
松井 孝充
48'54.971(29) 
河村 直樹
1h12'11.702(37) 
13  95  ST4  SPOON S2000
AP1 
6 Laps  市嶋 樹
52'56.043(30) 
小幡 栄
2h07'33.250(72) 
 
14  18  ST4  M'sインターナショナルコスモソニックFKingsDC5
DC5 
6 Laps  浅野 武夫
1h38'05.085(52) 
岡野 陽朋
1h19'52.600(49) 
森 正行
2'35.263(1) 
15  62  ST4  ホンダカーズ東京μG/MDC5
DC5 
7 Laps  塩谷 烈州
2h07'55.598(70) 
吉橋 孝之
52'32.912(31) 
 
16  ※88  ST4  チューブ マジョーラ GNS
DC5 
7 Laps  渋谷 彰良
49'04.134(29) 
伊藤 真一
53'30.454(33) 
 
17  26  ST2  エンドレスアドバンウエッズランサー
CT9A 
10 Laps  朝倉 貴志
57'36.782(30) 
大橋 正澄
46'50.152(29) 
添田 正
1h15'46.431(39) 
18  28  ST1  PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
E86 
13 Laps  片岡 龍也
46'06.659(31) 
吉田 広樹
1h31'27.088(45) 
JOHAN ADZMI
42'28.220(19) 
19  37  ST2  B.I シーケンシャルランサー
CT9A 
22 Laps  筒井 克彦
45'06.822(22) 
小泉 和寛
35'20.596(22) 
大瀧 賢治
1h39'52.778(42) 


------- 以上完走 -------
                     


 

15 

ST3 

 

KYOSHO メーカーズ 岡部自動車RX-7
FD3S 

2h41'43.445
96 

12 Laps 

長島 正明
30'13.258(18) 

田ケ原 章蔵
58'17.823(31) 

古谷 直広
1h13'12.364(47) 
  ST2    新菱オート☆DIXCEL☆EVO\
CT9A 
2h31'30.891
87 
21 Laps  冨桝 朋広
1h28'44.127(50) 
関   豊
1h02'46.764(37) 
 
  39  ST3    TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
NA2 
2h18'56.497
84 
24 Laps  川口 正敬
41'55.458(26) 
井入 宏之
58'51.636(37) 
吉本 晶哉
38'09.403(21) 
  ST1    PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
E86 
3h00'06.795
71 
37 Laps  柳田 真孝
31'22.009(21) 
FARIQE HAIRUMAN
2h12'23.938(42) 
谷口 信輝
16'20.848(8) 
  ※5  ST3    5ZIGEN NSX
ABA-NA2 
1h35'54.354
60 
48 Laps  平中 克幸
29'24.507(18) 
吉本 大樹
1h06'29.847(42) 
松浦 孝亮 
  ST3    ドリームエンシェル・アドバン RX-7
FD3S 
1h38'42.458
58 
50 Laps  オギ姉
38'59.511(23) 
佐藤 久実
59'42.947(35) 
 
  20  ST2    RSオガワ ユークスADVANランサー
CT9A 
1h16'21.355
48 
60 Laps  阪口 良平
1h06'49.824(43) 
谷口 行規
9'31.531(5) 
小川 日出生 

参加台数:26台  出走台数:26台  完走台数:19台
ベストラップ: 10 Y.K.M. ADVAN Z 横溝 直輝  1'26.817   3/108  153.603km/h

セーフティカー(@15:13〜15:26、A15:54〜16:02、B16:06〜16:25)

※No.5の車両は、スーパー耐久レースシリーズ2009 シリーズ規則2009年版第13条(10)違反(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティが科された。
※No.30の車両は、スーパー耐久レースシリーズ2009 シリーズ規則2009年版第13条(10)違反(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティが科された。
※No.88の車両は、SUGOスーパー耐久レース大会特別規則書第20条(ピットレーン制限速度)違反により、ドライビングスルーペナルティが科された。
※No.34の車両は、スーパー耐久レースシリーズ2009 シリーズ規則2009年版第15条(7)@違反(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティが科された。
※No.3の車両は、公式通知No.18の大会審査委員会の裁定により、競技結果から1周減算のペナルティが科された。




<< ピットウォークに戻る    ホームにもどる >>