６月２９日（日）　決勝レース

　・シビック東日本シリーズ　第３戦　　富士スピードウェイ

決勝レースは、朝一番に行われます。今日は、日本全国で雨ばかりのお天気らしい。
もちろん、富士スピードウェイも土砂降りです。

なんだか、本格的なヘビーウェットです。ドラミでは、ＳＣ（セーフティカー）先導のローリングスタートも在りえるので心の準備をお願いします。との説明がありました。時速２００Ｋｍ／ｈオーバーのウォータースクリーンは、結構怖いよね。とかライバル達と話をしながら決勝レーススタートを待ちます。

コースインすると、やっぱ、コースは水浸し。前走車の水しぶきで前が何にも見えません。
ワイパー？全然効きません。霧だかウォータースクリーンなのか判別不要・・・信じられるのは、自分の直感のみ。

ピットを出る時に、先生からは、『きちんとレースをまとめて、結果を出すように！』と指示がでました。
Ｔａｋａｍｏｒｉ.com選手の頭の中では、、、『じゃ、今回は運を封印して、実力勝負！すれって事ね？』と自問自答。
運を使えば、優勝できるのに。。。勿体無いけど、今回は、『不思議な幸運』を使わず、４位〜６位を狙います！



やっぱ。先生の指示は絶対だから、さっ、　　言われた事を守るのがオ・ト・ナだもんね。
今回は、とにかく、６位以内を安全にゲットしなきゃ。予選７番手だから、１台は抜けって事ね。。。

いろーーーな事考えながら、車をダミーグリットに着けます。
どうやら、セーフティカーランプが点灯していないので、ＳＣスタートではなく、通常のスタンディングスタートらしい。

サイティングラップを終え、グリットに車を停止してレッドシグナル消灯を待ちます。

レッドランプが左から、１つ点灯、２つ点灯、３つ点灯、　あれ？２番手動いてる。。。。
４つ点灯、おい、フライングだぞ！！って、オフィシャルにアピール！！　してる間に、レッドシグナル全消灯！
スタート！！



スタート瞬間のイメージ画像です。


やべ、前が何にも見えない。今、オレ、どこ走ってるの？
前走車のブレーキランプ点灯が見えたので、こちらもとっさにブレーキ踏む。あれ？内側の列、ブレーキ踏んでない。
あっ、トリックブレーキだ！！　あわてて　左足でブレーキ踏み替え、右足はアクセル全開のまま。

そのまま７番手のポジション（なの？）で１コーナーを通過、Ｂコーナーで小川選手をパスして、６番手に浮上。
次の周には、ドライブスルーペナルティでピストン西沢選手がピットロードへ、これで５番手に浮上。
あとは、そのままポジションをキープして車も無傷で５位チェッカーを受けました。


それにしても、ヘビーウェットのレースは、怖いです。
レース後、関選手の車載カメラ、観せてもらったけど、見た人すべてが、唖然。
何にも見えてないのに、関選手、全開！！

本人の談だと、フツーに走ってたら、視界が開けた時には２位だった。そうな・・・・・
というか、１周目、２位だったの本人は、後で気が付いたそうです。



とにかく今回は、抜いた方も、抜かれた方も、『何時？抜いたの』っと、分んないほどの雨でした・・・・・・

メインストレート走行中に1台車を抜く瞬間　（イメージ写真）

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